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さいたま市の借地の地代調査

さいたま市における借地について、所在、借地種類（普通借地権/旧法・普通借地権/新法・定期借地権）、月額地代、保証金、路線価、路線価に対する地代の利回りについて調査いたしました。
さいたま市内で借地権の地代の設定や借地権取引をする際にお役立てください。
所在
借地権の取引数は過去10年間で把握できた件数で約40数件とさいたま市内においてそう多くはないことがわかります。
所在については、浦和区といった市内中心部に多く見られるほか、見沼区や岩槻区で多く見られます。
借地種類
借地の種類としては、市内中心部においては旧法借地権（平成4年以前に設定された借地権）が多く、外縁部においては定期借地権が多く見られます。
近年、さいたま市外縁部において定期借地権による戸建の取引が比較的多く見られるのが特徴的です。
月額地代
月額地代については、契約上の支払地代を、月額地代（坪）については、支払地代に保証金（下記参照）の運用益※を考慮して記載しております。
さいたま市内においては、概ね坪あたり300円～1,000円（平均値約850円）ですが、これについてはもちろん立地によって異なるほか、契約毎の個別性が影響し、相場を掴むのは難しい部分があるのは否めません。
　※保証金の運用益（年）=保証金x2%（運用利回り）
保証金
定期借地権を設定する場合については、保証金を差し入れることが多いです。この金額についても契約毎にかなり異なりますが、大体支払月額地代の250～400ヶ月分となっていることが多いようです。
路線価に対する地代の利回り
路線価に対する年間地代（保証金の運用益を含む）の利回りです。年間地代÷路線価で算出しました。
　契約毎の個別性が強く、0.5～4%とかなり幅をもって求められましたが、平均的には概ね2～3%程度の水準であることが多いようです。（かなり乱暴ですが、路線価に2～3%を乗じた金額が年間地代であるとも言えるかもしれません）

なお、特に今回は借地権種類をまとめて考えておりますが、定期借地権については本来は分けて考えるべきものであることにご留意ください。

調査データ *research data

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• 業務用データ（専門家向け）
• 賃貸マンション空室率・賃料（京浜東北線沿線）
• 土地（さいたま市・東京圏・関西圏・地方圏）
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