さいたま市 マンション賃料相場
2010年上半期 依然としてマンション賃料は下落傾向、特に1Rタイプで顕著2010年上半期においては、景気の現状を受け、例年に比べ需要が極端に落ち込んでいます。また、法人に限らず、個人ユーザーにおいても借り換えを控えたため、既存契約の解約が少なかったものの、新規契約も少なかったという状況です。また、直近では景気の踊り場的な状況を受けて、賃貸マーケットはここ10年間で最も厳しいという印象です。このような状況の中で、シーズン前に空室となっていた住戸については、この時期に借り手がつかず、空室が長期化してしまうという状況となっています。また、特に1Rタイプのマンションについて、学生需要、単身者需要が著しく落ち込み、賃料水準が大きく下落しており、特に、築年数、設備水準の劣る物件に関してはその傾向が顕著となっています。今後の動向としては、企業経済の低迷、雇用不安等の影響を受け、しばらくは法人、個人を問わず借り手側の慎重姿勢が続くものと思われ、必要に迫られた移転等、一部の需要が顕在化するのみで、これらの限られたパイの奪い合いはますます激化し、一層の賃料下落を招くものと思われます。
調査地点 | 相場コメント |
---|---|
JR京浜東北線南浦和駅 | ![]() |
JR京浜東北線与野駅 | ![]() |
JR埼京線武蔵浦和駅 | ![]() |
JR埼京線北戸田駅 | ![]() |
JR武蔵野線西浦和駅 | ![]() |
JR埼京線中浦和駅 | ![]() |
JR埼京線与野本町駅 | ![]() |
さいたま市 店舗・事務所賃料相場
2010年上半期 テナントの需要は減少傾向、特にロードサイド店舗で顕著2010年上半期においては、長引く不況を受け、企業の出店意欲が減退していることにより、テナント需要は総じて減少傾向となっています。また法人に限らず、個人起業家による店舗・事務所需要も減少傾向にあり、空室は長期化している状況です。さらに、需要のみならず、法人のリストラの一環として支店等の閉鎖も多く見られ、既存テナントの解約数は増加しています。事務所の需要については、法人及び個人の慎重姿勢が色濃く、特に個人による需要はこれまでオフィスビル内の事務所を希望していたところを賃貸マンション等の1室を事務所利用する等、コストに対する厳しい見方が浮き彫りになっています。その他、当社の存する浦和エリアにおいては、空室率は10%以上となっており、需要者不在の停滞傾向となっています。また、店舗も、事務所同様、需要者不在の停滞傾向が著しく、特に駅周辺の商業エリアから距離を有するロードサイド店舗等でその傾向は顕著であり、空室が1年以上という物件も現存する状況です。さらに、大手ゼネラルチェーンの出店基準に合わない小規模物件等については、個人による需要が著しく減退していることを背景に厳しい状況が続いています。今後の動向としては、企業経済の低迷等の影響を受け、しばらくは法人、個人を問わず借り手側の慎重姿勢が続くものと思われ、オーナーサイドとしては、賃貸条件の見直し(賃料の値下げ、フリーレントの採用)を迫られる状況であり、この調整ができない物件に関しては、テナントの獲得は難しい状況となっていくものと思われます。
調査地点 | 相場コメント |
---|---|
JR京浜東北線南浦和駅 | ![]() ![]() ![]() |
JR京浜東北線浦和駅 | ![]() ![]() ![]() |
JR京浜東北線北浦和駅 | ![]() ![]() ![]() |
JR埼京線武蔵浦和駅 | ![]() ![]() ![]() |
JR武蔵野線西浦和駅 | ![]() ![]() ![]() |
JR埼京線中浦和駅 | ![]() ![]() ![]() |